ケルセチンダイエット!玉ねぎの皮茶のダイエット効果と手作り方法
血液がサラサラになる生玉ねぎの効果や、酢と玉ねぎの両方の力でダイエットや健康効果が得られる「酢玉ねぎ」など、玉ねぎが話題になることは多いものです。
玉ねぎそのものの効果ももちろん高いのですが、普段は捨ててしまっている玉ねぎの皮の部分にも栄養が豊富で、ダイエット効果としても注目を集めています。
玉ねぎの皮をお茶にすることで玉ねぎの栄養を余すところなく使い、さらに玉ねぎの食べる部分よりも玉ねぎの皮にはダイエット効果の高いある成分が含まれています。今回は、玉ねぎの皮茶のダイエット効果や簡単にできる作り方などをご紹介していきたいと思います。
玉ねぎの皮茶のダイエット効果の秘密、ケルセチンとは?
玉ねぎには様々なダイエットや健康に効果的な成分が含まれていますが、その中でも最近特に注目されているのがケルセチンです。ケルセチンとは、ポリフェノールの一種、黄色い色素の成分で、玉ねぎの苦味の成分でもあります。
玉ねぎの皮の部分には、白い可食部よりも20〜30倍ものケセルチンが含まれているといいます。ポリフェノールの働きと言えば、抗酸化作用がよく知られていますね。
ケセルチンにも強い抗酸化作用があり、体の錆びつきや血管の老化などの原因となる活性酸素を除去してくれます。そのため、毛細血管を強くしたり、血流を改善してくれるのです。
血流の改善は動脈硬化など、生活習慣病の予防にも繋がります。他にもケセルチンの抗酸化作用により、コレステロール値を下げたり、がん予防、アレルギー症状の緩和など様々な効果が期待できます。
ケセルチンの働きによるダイエット効果とは
様々な健康効果が得られるケセルチンですが、ダイエットにはどのような効果をもたらすのでしょうか?まず、ケセルチンの抗酸化作用により、血流が改善されることで、代謝が上がって痩せやすい体に近づいていきます。
ケセルチンには脂肪の吸収を抑制したり、余分な脂肪を体外に排出する働きがありますから、肝臓に溜まった脂肪の排出を促し、消化管では脂肪と結合することで脂肪の吸収を抑制してくれるのです。
これにより内臓脂肪、皮下脂肪がつきにくくなったり中性脂肪値も低下してくるという口コミが多いのでしょう。ダイエット茶の中でもなかなか優秀なお茶に分類されます。
玉ねぎの皮茶の簡単な作り方やおいしい飲み方
玉ねぎの皮茶は料理に使った玉ねぎの皮を使って、ご自宅で簡単に手作りすることもできます。ケセルチンは水溶性ですから丁寧に洗いすぎると溶けだしてしまうので注意が必要です。
また、ケセルチンは日光に当てると増えるという特性もあるので洗った後に天日干しするといいでしょう。よく乾かしてからミキサーかすり鉢で細かく砕いていきます。
そして、後は煮出すだけ、乾燥させたり砕かずにそのまま皮を煮出しても問題ないです。安全性を考えると玉ねぎの皮は無農薬のものを選ぶのもポイントです。
ただ、肝心の味はというと、苦味を感じたり苦手な方も多いようです。そんな時には麦茶やほうじ茶などと一緒に煮出すと、飲みやすくなるようです。
オレンジジュースと割ったり、レモンやはちみつ、しょうがやミントを入れたり、と皆さん工夫して飲まれているようです。玉ねぎの皮茶は市販品も販売されているので、まずはそちらから試してみるのもいいですね。
玉ねぎの皮には今のところ心配される副作用も報告されていないので、安心して飲むことができますね。普段捨ててしまっているような部分がダイエットに繋がる玉ねぎの皮茶、はじめはちょっと飲みにくいかもしれませんが、健康効果はとても期待できそうですね。
玉ねぎの皮茶の口コミ
玉ねぎの皮茶は市販されているので、手作りで飲んでいる人や玉ねぎの皮茶を購入したという口コミを見てみると、ダイエット効果よりも花粉症の症状が緩和されたというアレルギー対策になったという話が多いです。
まつのまつこ(47歳):正月太り解消のために2月からダイエットのために飲んだのですが毎年3月くらいに花粉症になるのに今年はくしゃみも鼻水も全く出ませんでした。調べてみたらアレルギーに効果があるというので、家族にも飲ませると数日で症状が出なくなり驚きです!そこら辺の漢方薬よりも効きますよ。