ギムネマ茶で甘味を感じなくなってダイエットできる・・・とは?
サプリメントでもおなじみのギムネマですが、ダイエット茶としても手軽に摂ることができます。ギムネマ茶にはやや渋味はありますが、香ばしくてほうじ茶のように飲みやすいと言われています。
このギムネマ茶、ダイエットにも最適な理由があるんです。ダイエットサプリメントにも活用されているギムネマには、一体どのような効能があるのでしょうか?今回は、ギムネマ茶のダイエット効果についてご紹介していきたいと思います。
甘味を壊すというギムネマ茶の効能とは
ギムネマは、インド原産のガガイモ科の植物で、熱帯地域に自生する植物です。このギムネマ、別名をグルマールと言うのですが、これはヒンディー語で「甘味を壊す」という意味の言葉です。
ギムネマの葉っぱを噛むと、数分で甘味を感じなくなると言います。そして、この甘味を感じなくなる効果は1時間ほど続くそうです。
このギムネマの効能を生かして、ダイエット中に甘い物を食べる欲求を減らすことができます。この効能はギムネマの葉っぱに含まれるギムネマ酸によるものだそうですが、本当に不思議な力ですよね。
糖分の吸収を抑制するギムネマ茶の効果
ギムネマ茶には、甘い物の欲求から遠ざける力だけではなく、他にも優れたダイエット効果があります。それは、サプリメントの効能でも代表的に書かれている、糖分の吸収を抑制する働きです。
ギムネマの有効成分、ギムネマ酸は小腸でブドウ糖の吸収を阻害することで、急激な血糖値の上昇も抑えてくれます。このため、糖尿病患者の方にも有効な成分となっています。
ギムネマ茶は食事中や食後に飲むことで、糖分の吸収を抑え、血糖値やコレステロールを抑えることができます。だからと言って食べ過ぎはいけませんが、ギムネマ茶はダイエット中の食事の強い味方になってくれるでしょう。
血糖値を下げるお茶
ギムネマ茶にはダイエット中に嬉しい便秘解消効果も
ダイエット中には食べ物のかさが減ることからも便秘になりやすいですよね。ダイエットティーには便秘解消効果のあるものも多いですが、ギムネマ茶にも便秘解消効果があります。
ギムネマ酸の糖分の吸収を抑制する働きで小腸でブドウ糖の吸収が阻害されることで、ブドウ糖が大腸に送り込まれ、善玉菌の餌となって腸内環境を良くする効果もあるそうです。
また、大腸に送り込まれたブドウ糖は、食物繊維のような働きをし、便のかさを増やしたり軟らかくすることからも、便秘解消に繋がります。
ギムネマ茶を飲むタイミングや気になる副作用とは
ギムネマ茶は甘味を感じなくしてくれるので、甘い物を抑えたい時に飲むと良いでしょう。また、糖分の吸収の抑制作用に効果的なのは、空腹時より食事中や食後の方が効果が高まるそうです。
そして、ギムネマ茶を飲む上で気を付けておかなければならないことは、鉄分の吸収を阻害されてしまうことです。ギムネマ茶を飲む時は、鉄分を意識的に摂るようにしておきたいですね。
また、糖分の吸収抑制作用があることから、血糖値を下げる薬を飲んでいる方は要注意です。医師に相談してから飲まれるのうにしてくださいね。
ギムネマ茶を飲むと人によっては腹部に膨満感を感じることもあるので、飲む量を調節したいところです。ノンカフェインで安心のギムネマ茶ですが、副作用には気を付けて飲んでいきましょう。苦味が気になる方は、ブレンドティーもお勧めですよ。