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プーアール茶とウーロン茶の違いって何?体質で効果が変わる!

プーアール茶とウーロン茶の違いって何?体質で効果が変わる!

 

揚げ物、焼肉、中華のお共に、口の中をサッパリさせつつ、脂肪の吸収を抑えるという中国茶を選ぶ方は多いですよね。脂質対策に強い痩せるお茶としては、ウーロン茶とプーアル茶が有名ですよね。

 

プーアル茶(プーアール茶)は熟成してるだけに効果が高いと言われていますし、黒烏龍茶は飲料メーカーが、体に脂肪を付きにくくすると言い切っています。トクホとしても多く販売されています。

 

どうせお茶を飲むなら、より痩せられる効果が得られるものの方を選びたいですよね。ウーロン茶とプーアル茶には、どんな違いがあるのでしょうか。

 

元を辿るとみな兄弟?!

 

ウーロン茶もプーアル茶も、原料はツバキ科の植物、チャノキの葉です。緑茶やほうじ茶、紅茶の原料も同じです。

 

お茶は発酵の度合いにより、緑茶・白茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶と分類が決められていて、発酵度合いは不発酵の緑茶が一番少なく、黒茶が一番高くなります。

 

ウーロン茶は摘んだ茶葉を天日干し(もしくは機械干し)し、発酵が始まったら屋内で冷まし、葉に傷を付けて発酵を促し、適度に発酵が進んだ所で加熱処理をして発酵を止め、茶葉を揉みながら乾燥させて作られます。

 

プーアル茶は発酵を止める加熱処理をせず、高温多湿環境で黒麹菌による発酵を進ませ、最後は揉みながら乾燥させて作られます。途中で発酵を止めたウーロン茶は青茶、発酵を進めたプーアル茶は黒茶に分類されます。

 

時々勘違いをされている方がいるのですが、黒茶と黒烏龍茶は同じ物ではありません。黒烏龍茶は飲料メーカーが烏龍茶にポリフェノールを添加して作った製品名です。

 

ウーロン茶とプーアル茶、気になるそれぞれの効能は?

 

原材料と途中までの製造過程が同じなので、期待できる効能には共通点がたくさんあります。ポリフェノールカフェイン、タンニン、テアニンは、どちらのお茶にも含まれています。

 

ポリフェノールには摂取した脂質を体外へ排出する性質と、活性酸素を除去する性質があります。カフェインには代謝促進効果、利尿作用、運動能力の向上効果があります。

 

タンニンには抗酸化作用があり、テアニンにはリラックス作用があるとされています。ウーロン茶には、烏龍茶ポリフェノールと呼ばれる成分が含まれています。

 

烏龍茶ポリフェノールには、肝臓内の脂肪酸の燃焼促進作用、美肌作用、糖尿病の改善効果があります。プーアル茶には、重合ポリフェノールと呼ばれる成分が含まれています。

 

重合ポリフェノールは発酵過程でカテキンが変化をしたもので、カテキンよりも高い脂肪排出作用があるとされています。

 

ウーロン茶やプーアル茶が脂肪に効く仕組みって?

 

プーアール茶

 

カテキンやポリフェノールという言葉は、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実はカテキンもタンニンもポリフェノールの一種です。

 

ポリフェノールとは、植物の持つ成分で、苦味や渋味、アク、色味の元となる物質です。もともと植物が外敵から身を守るために生成する成分なので、高い抗酸化作用があるんですよ。

 

烏龍茶ポリフェノールや重合ポリフェノールには、摂取した脂肪を分解するためのリパーゼと呼ばれる酵素群の働きを悪くする作用があります。

 

酵素が不足すると太りそうだと思いますか?摂取した脂質を吸収するためには、細かく分解する必要があります。

 

脂肪分解酵素の働きを悪くするということは、体に吸収される脂質の量が減らせるという事なんです。さらに、毎日の習慣として飲み続ける事で、体に脂肪が付きにくい体質になれるんですよ。

 

どちらを飲むかは体質で決める

 

ウーロン茶もプーアル茶も、どちらも脂肪の吸収を抑え、脂肪の燃焼を助ける作用のあるお茶です。大きな違いが無いとなると、どちらを飲むか悩んでしまいますよね。

 

ウーロン茶が向いている人
内臓脂肪が気になる方、運動を行っている方、肌質を改善したい方、暑がりの方はウーロン茶がお勧めです。もともとウーロン茶には体を冷やす作用がありますので、冷え性の方はホットで飲むようにしましょう。

 

プーアル茶が向いている人
油っこい料理を好む方、運動量の少ない方、冷え性の方はプーアル茶の方がお勧めです。摂取した脂質の排出効果は烏龍茶よりも高く、血行促進効果もあるので、代謝の向上や冷え性改善効果が期待できます。

 

どちらのお茶でも出来ればホットで、せめて常温で飲むようにしましょう。摂取目標としては、1日2回、食事中に350ml程度が理想です。ご自身の生活習慣や体質を考え、体に合ったお茶を飲むようにしましょう。

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